展示

 展示という言葉がなぜこうも儚く弱いのか考えなきゃならないように思う。知を置いておいて来場者に見せるという形式は構造的にどう考えても弱いのだがみんな展示をする。展示のために多額の官費が投入されている。そのほぼ全てが無駄になっている。

 ホームページが弱いのと同じことだろう。今はもう誰もホームページと言わなくなった。自分の家にこもっていても誰も来ない。自分の場所と他を断絶させる仕組みは秘密を守りたいのでなければ誤りだ。はてなダイアリーは繋がっているからホームページよりもいい。それよりはWikipediaに執筆した方が遥かに良さそうだ。自分のブログを誰かに見て欲しければ編集権を解放するのが一番いいのだろう。編集権を解放して編集権の解放を集約してまとめるサイトに登録する必要がある。文責とか自己表現といったくだらないものに拘らない方が合理的だ。掲示板を編集したアフィブログを多数集約してコピペしたアフィアフィブログのようなものを作って編集権を解放すれば通常のアフィブログより儲かるだろう。ブログを集積してWikipediaを逆に構成するはてなダイアリーの仕組みは優れている。

 展示をするならその地域にいる人全員に展示物の編集権を与えてやればいい。そうすりゃ人は来るだろう。自地域からも、他地域からも。