山に生きる

 なんか最近、自分の中で書く必然性が全然ないのに更新している。

 http://d.hatena.ne.jp/pmoky/20070214/p2

 書いてることのいい加減さがどんどん先鋭化している。大して長くないこの文章の中に分かりやすい矛盾が十個くらい見つかる。

 どんどん間違った方向に突き進んでるような気はするのだけど、この「間違っている」というのは何にとって間違っているのだろう。思想的には「ネットの文章」は「いい加減」であることに価値があり、読者のリテラシーに完全に期待を込めて一つも練っていない文章を放り出している。これらの文章はその思想にはこの上ないくらい合致している。

 しかしそうなってるのはそもそも書きたいことがなんもなく、書くことも何一つ決めずに書きながら考えているからなわけで、そう考えると何もいいことじゃない気がする。読まれることを想定するならせめてちゃんとかけよと。

 しかしちゃんと書いた文章なら俺以外の誰でも優秀な人がたくさん書いとるわけで、こんなのを平気で書けるのは俺かアホの人かくらいだろう。そう考えるとたいして貴重でもない。アホでも書けるわけだし。

 しかし、長いこと更新しないと「更新しないんですか」とかコメントが来たり、無言のトラックバックが来たりして「なんだ更新しろと言いたいのか」みたいな変なプレッシャーを感じてしまう。だからなんか気が向いた時にはなんも書くことなくてもとりあえず書き始めるわけだが、なんか大体グダグダになる。最近は結論にすらたどり着けない。しかしこれはこれでいいんじゃないかという気がどうしてもしてしまう。何にとっていいのだろう。俺は何を考えてこれを良しとしているのだろう。その辺の原理が全然分からん。